NON STYLEが優勝した理由:エンタメ芸能情報局

NON STYLEが優勝した理由

  本名:石田 明 (いしだ あきら)
  生年月日:1980年2月20日
  出身地:大阪府

  本名:井上 裕介 (いのうえ ゆうすけ)
  生年月日:1980年3月1日
  出身地:大阪府


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現代の漫才は、「M-1グランプリ」の歴史とともに急激に進化を
遂げてきた。そして2008年の今、漫才を演じる上で無視することの
できない2つの大きな流れがある。
それは、「手数重視」と「スピード勝負」だ。
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「手数重視」とは、「ボケの数が多い漫才が有利」ということ。
4分という短いネタ時間の中に笑いどころを極限まで多く詰め込む、
というのは最近のM-1で勝ち抜くための基本戦略となりつつある。

そして今、「手数重視」の現代漫才の象徴とも言える存在が、
今回のM-1で優勝候補の筆頭と言われたナイツである。
ナイツが今年のM-1決勝の1本目で披露したネタでは、たった4分の
間に33回ものボケが詰め込まれていた。ツッコミで笑いを取る箇所も
含めると、実際の笑いどころはさらに多い。これは恐らく、4分の漫才
に入りきるボケの回数のほぼ限界に近い数字だ。短い時間にボケを
ぎっしり詰めた密度の濃い漫才を披露してこそ、M-1で優勝を争える
ようになるのである。

もう1つの「スピード勝負」とは、単純に言えば、スピード感のあるネタ
が高く評価されやすい、ということだ。もちろん、本来ならテンポが
速いか遅いかだけで漫才に優劣をつけることはできない。
ただ、緊張感で張り詰めた独特の雰囲気のもとで行われるM-1
決勝で 結果を残すためには、ある程度速いテンポの漫才で客席の
空気を つかむことは不可欠になっている。
おぎやはぎやPOISON GIRL BANDのゆったりした漫才では
今のM-1を制するのは難しい。

これは単に早口でネタを進めればいいという意味ではない。
1つ1つのボケが弱いと、速いテンポはむしろ逆効果になる。
個々の ボケを確実に決めながら話を進めて、「次々にぐいぐい
来るなあ」 というスピード感を印象づけることが重要なのだ。

この「手数重視」と「スピード勝負」という現代漫才の2つの潮流
から考えると、今年のM-1を制したNON STYLEの歴史的な意義が
明らかになる。すなわち、NON STYLEとは、これら2つの要素を
高い水準で満たしていた唯一無二の漫才師だったのである。

NON STYLEが決勝の1本目で披露したネタでは、ボケの回数が

なんと51回。手数では並ぶものはないと思われていたナイツをも
上回っているのである。 また、NON STYLEはスピード感という面
でも決勝9組の中で群を抜いた存在だった。
M-1決勝という大舞台でも、あの超高速漫才に全くぶれがない。

他の決勝進出者にそれぞれ1、2回程度の細かいミスが見られたの
に比べて、NON STYLEは目に見えるミスが1回もなかった。
ボケとツッコミが本当にきっちり絶妙な間合いでぴたっと来る。

漫才として減点対象になるような部分が一切なく、数々の
賞レースを総なめにした彼らの底力を見せつけたという感じだった。

手数でナイツを上回り、スピード感で笑い飯・キングコングを上回り、
さらに精密さで他の決勝進出者全員をわずかにしのいでいた
NON STYLE。現代漫才の潮流の最先端を行く彼らの優勝は、
漫才日本一を決める大会としてはこの上なく妥当なものだったと
言えるだろう。
【引用:日刊サイゾー】


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2008年12月23日|コメント (0)

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